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コラム MEビル物語《2006年特別企画》憧れの自社ビル生活は、そんなに甘くなかった

第九話 「契約後がタイヘンだった」

ここで引っ張ってもしかたないので、さっさと行こう。売り主側の銀行からもOKが出て、いよいよ本契約となった。ミームのメインバンクに、売り主や不動産やさんや弁護士さんなど大人がたくさん集まって、ハンコを押していく。本契約完了!パチパチパチ!!!いやぁ、長かった~。無事契約できた喜びと、大借金を背負ったという責任とで、悲喜こもごも、身の引き締まる思いを抱きつつ、役員4名は、こっそりと祝杯を上げたのだった。

さ~て、ビルが手に入ったら、次にやることは改装ということで、専門家にビルを調査してもらうことに。幸い、社長の幼なじみが大工さんで、友人の一級建築士N氏を紹介してくれるという。「姉歯はゴメンやで~」というお約束の言葉を発しつつ、早速調査。その結果、阪神大震災の影響も残っているうえ、ビルを長持ちさせるためにも、徹底したメンテナンスが必要ということがわかった。しかも設計士一人では間に合わない作業量ということで、N氏の友人の一級建築士I氏も、助っ人として参加してくれることに。

調査から1週間後、3センチもの厚みのある設計指示書が上がってきた。地下から屋上まで、各フロアごとに、現況図、設計図、詳細設計図、電気工事図などにまとめられている。これらを精査し、設計を詰めていくのだ。(>_<)当初2月末に移転、と考えていたのだが、到底ムリということがわかり、急遽3月末まで引き延ばして、スケジューリングすることになった。こうしてミームに、怒濤の早春が訪れた。

・・・・to be continued.