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コラム MEビル物語《2006年特別企画》憧れの自社ビル生活は、そんなに甘くなかった

第七話 「天の声で決まった!のだけれど」

社長が出張から戻った日、朝から銀行さんが入れ替わり立ち替わり来られました。すべての面談を終えたあと、社長は役員を集めていいました。「○○銀行が××率で△△円を融資してくれるというてる」役員一同「おおおおお・・・・」

あまりの金額に「おお」以外の言葉が浮かばなかっただけなんですけど、とりあえず、いまのミームと今回の物件の価値を考えれば、これくらいの金額になるということらしいのです。他の2行さんも、近い金額を提示してくれていたので、まんざらヤバイ金額でもないようです。早速、総返済額と、毎月の返済額を算出。厳しいものの、不可能な数字ではない(ハズ)。

その時、ちょうど不動産やさんから連絡が入りました。「今から入札用紙をもって伺いますから、金額決めておいてくださいね」「それから、うちの社長からの伝言です。仲介手数料は最低落札金額以上はいただきませんから、その分は、入札額に乗せて、後悔しない金額を入れてくださいね」なんという男前なお言葉。しみじみと社長さんの男気を感じます。「ありがとうございます」そういって、社長は腹をくくったのです。

いよいよ入札額決定。泣いても笑っても、これで決定です。「金額書くときに、桁間違わないようにね」などと、冗談ともとれないようなバカ話しをして、明後日の発表まで、首を洗って待つことになりました。

・・・・to be continued.